Eメールが迷惑メールか本物か見極める方法!フィッシング詐欺メール/ウィルスメール/スパム?

メールボックスに届くメール(Email)が詐欺やフィッシングメール、ウィルスメールなどの迷惑メールかどうかの見極め方をご紹介します。

メールが迷惑メールか本物か見極める方法!フィッシング詐欺メール/ウィルスメール/スパム?

メールが詐欺やフィッシングメール、ウィルスメールかどうかの見極め方

★その1 添付ファイルがあったら、まず要注意

この画像のように、メールにファイルマーク・クリップマークがついていたら要注意です。
添付ファイルがあったら、まず要注意

添付ファイルがある場合、たとえ信頼できる人からのメールであってもコンピューターウィルスが混入している場合があります。
(知らずのうちに、信頼できる人のスマホやパソコンがコンピューターウィルスに感染していることもあるからです)

ワクチンソフトなどがインストールしてあればある程度安心できます。
直接添付ファイルを開かずに、一旦パソコンにダウンロードしファイルをワクチンソフトでスキャンしてから開く方が無難です。

★その2 タイトルや本文が怪しくないか。

特に外国人が作るフィッシング詐欺のメールでは、タイトルや本文が意味の通じない日本語になっていることがよくあります。

例えばこんな感じのメールです。
タイトルや本文が怪しくないか。

Amazonお客様
Amazonチームはあなたのアカウントの状態が異常であることを発見しました。バインディングされたカードが期限が切れていた、システムのアップグレードによるアドレス情報が間違っていたりして、あなたのアカウント情報を更新できませんでした。

バインディングされたカードが期限が切れていたって、意味が分かりませんよね。

英文を無理やり日本語にしたり、翻訳サイトで訳した変な日本語訳であったり、よく日本語を理解していない人がメールを作っている場合があります。

ただ、日本語のメールをそのままコピーして、フィッシングサイトへのリンクを付けただけの場合もありますので、文章が怪しくなくても警戒は怠らないでください。

★その3 メール内のリンクアドレスがおかしいかどうか

メールの本文や画像についているリンクのアドレスが明らかにおかしい場合も注意が必要です。
パソコンならリンクにカーソルを合わせるだけでメールの枠外に、リンクアドレスが表示される場合があるので確認してみます。

また、十分気を付けた上で、リンクを開かない右クリックメニューから「ショートカットのコピー」や「プロパティ」を選んで、
そのリンクをテキストを貼り付けられる場所に貼り付けて、アドレスを確認するのも一つの方法です。

スマホの場合は、リンクを開かず、長押しすると、リンクのメニューが出てきますので、アドレスを確認します。

下の場合は、「https://*****.google.com/」となっているので、googleのホームページへリンクされていることが分かります。
メールが詐欺やフィッシングメール、ウィルスメールかどうかの見極め方2

例えば、YouTubeからのメールであれば【https://*****.youtube.com/******】であったりその親会社・管理会社である【https://*****.google.com/******】になります。

★以下のメールは、フィッシング詐欺メールになります。リンクが数字だけのアドレスになっています。
メール内のリンクアドレスがおかしいかどうか
「http://210.121.49.31/***」のように数字だけのアドレスで始まるリンクは危険です。
また、gooogle.comや、youtubee.com、you2tube.comみたいに、似ているけれど1文字でも違っている場合は、全く違う人・会社が運営しているサイトですので開かないように気を付けて下さい。

★その4 差出人のアドレスや返信先アドレスがおかしいかどうか

【次の見出しでヘッダの見方を紹介しています】
youtubeからのメールなのに「no-reply@youtube.com」ではなく「no-reply@you-tube.com」や「no-reply@youtubeadmin.com」みたいなアドレスになっている場合は要注意です。
全くアドレスが違う場合もありますが、正しいオリジナルのアドレスに、英数字や記号を付けただけの場合もあります。

たとえ似ていたとしても、@マーク以降のアドレスが1文字でも違う場合は全く違う人が登録したアドレスになりますので注意してください。

パソコンやスマホによっては、以下のようなメールのヘッダー(メールの先頭部分の宛先などの詳しい情報)を見ることができます。

Reply-To: YouTube <no-reply@youtube.com>
X-Google-Id: 4000000
Feedback-ID: P2700-0:C20160000:M110430000-ja:gamma
X-Notifications: GAMMA:
Message-ID:
Subject: =?UTF-8?B?IFlvdVR1YmUg44Gu5Yip55So6KaP57SE44Gu5aSJ5pu044Gr44Gk44GE44Gm?=
From: YouTube <no-reply@youtube.com>
To: abcdefgtest1048392@gmail.com

【Reply-To:】や【From:】と書かれた場所に、送り主・返信先アドレスが表示されていますので、
心当たりのあるアドレスかどうか確認してください。

例えばYouTubeからのメールであれば、@以下が【@youtube.com】であったりその親会社・管理会社である【@google.com】になります。
ここが例えば【@gooogle.com】【@youtubee.com】【@yuutube.com】【@youtube-mail.com】【@you2tube.com】とかであった場合は、
偽装アドレスの可能性があり、メールも迷惑メール・詐欺メール・ウィルスメールの可能性があるため注意してください。

メールのヘッダー(差出人や返送先)を確認する方法

スマホの場合(差出人の確認方法)

まずは、メールをクリックします。
メールが詐欺やフィッシングメール、ウィルスメールかどうかの見極め方5

次に、送り主(このメールの場合「YouTube」とかかれている部分)を、長押しします。するとメールアドレスが表示されます。
メールが詐欺やフィッシングメール、ウィルスメールかどうかの見極め方6

メールソフトによって異なるのですが、上の方法で見られない場合は【…】のようなメニューを表示するボタンを押すと表示されることがあります。
また、【…】のようなボタンを押して出てくるメニューから【プロパティや、メール詳細、ヘッダ詳細】などを選ぶと表示されるはずです。

PCパソコンの場合(差出人や返送先の確認方法)

メールが詐欺やフィッシングメール、ウィルスメールかどうかの見極め方4

メールが詐欺やフィッシングメール、ウィルスメールかどうかの見極め方3

メールがフィッシング詐欺メール、ウィルスメールだった場合の被害例

フィッシング詐欺メールだった場合

メール内のリンクから飛んだ先では、Amazonや楽天、銀行や証券会社などの公式サイトそっくりのホームページが用意されていて、パスワードや暗証番号、氏名、住所、クレジットカード番号、銀行口座などを入力させられます。その情報を元に、不正にお金が引き出されたり他人の講座に振込されたり、身に覚えのない商品を購入されたり、変な郵便物(脅迫状)や脅迫電話などが送られてきたりする場合があります。

ウィルスメールだった場合

コンピュータウィルスにより、動作や被害の程度が異なりますが
★特定のファイルや本体のデータが消去される
★音が鳴ったり、画面がおかしくなる
★データを復旧させるために振込みを要求されたり
★勝手にパソコンを使われて、犯罪に使われたり
★あなたのパソコンがどんどんウィルスメールを広めたり
することがあります。

慌てずに、振り込んだりする前に、専門家に相談しましょう。

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