【投資】初心者向けわかりやすいFX講座!

投資の中で株や不動産、仮想通貨と並び注目されているFXについてよくわからない初心者向けにわかりやすく解説します。外貨預金よりも魅力的な理由についてもご紹介します。

FXとは?

FXは簡単に言うと、外国の通貨(ドルやユーロなど)を売ったり買ったりする投資になります。

FXは「Foreign eXchange」の略で「外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき)」と訳されます。
外国の通貨を売り買い交換する「為替」を証拠金(保証金)を元に、売買取引を行い、差額分を利益または損失として受け取ります。

FX取引利益と損失

USD/JPY(アメリカドル/日本円)取引の例

★日本円でアメリカドルを買う場合(USD/JPYの買い・ロング)。

1ドル100円で1万通貨買って、1ドル150円で1万通貨売ったら、
(150円―100円)×1万通貨=50万円の利益となります。

1ドル100円で1万通貨買って、1ドル50円で1万通貨売ったら、
(50円―100円)×1万通貨=―50万円(50万円の損失)となります。

★日本円でアメリカドルを売る場合(USD/JPYの売り・ショート)。
1ドル100円で1万通貨売って、1ドル150円で1万通貨買ったら、
(100円―150円)×1万通貨=―50万円(50万円の損失)となります。

1ドル100円で1万通貨売って、1ドル50円で1万通貨買ったら、
(100円―50円)×1万通貨=50万円の利益となります。

どちら方向に動いても利益を狙える点がFXの魅力の1つです。

FXではほぼ毎日利子の受け取り・支払いがある

2国間で通貨の取引をするのですが、2国間で利子の差がある場合、スワップ金利とよばれる利子について「ほぼ毎日」受け取り・支払いがあります。
短期間ですが、他国の通貨を持ったり、売ったりすることで預金のような形の利子が発生するわけです。

「ほぼ毎日」というのは、土・日や年末年始・その国の休日にはスワップが全く発生せず、その「複数日分」が例えば水曜日又は木曜日、休日の2~3日前にまとめて受取り・支払いがあるからです。
FX取引会社の「スワップ一覧」「スワップカレンダー」などというページを見ると、発生日数が書いてあります。

2023年4月時点では、日本とアメリカの場合、日本の長期金利が0.25%、アメリカの長期金利が3.4%と大きな差があります。
そのため、アメリカドルを買っている場合は利子を受け取ることができ、アメリカドルを売っている場合は利子を支払う必要があります。

国内大手の取引会社であるDMMFXの場合、2023年4月時点で、
アメリカドルを1万通貨買って、次の日(午前6時)まで保有していた場合、
180円の利子を受け取ることが出来ます。
(ちなみに、2024年1月時点の利子は220円となっていますので下の計算より多くの利子が受け取れます。)

金利が変わらなかったとして、1年分365日とすると、180円×365日=65,700円にもなります。

ちなみに、日本で100万円を普通預金に預けた場合、年0.001%程度であり、1年間で10円にしかなりません。

このスワップ金利もFXの大きな魅力の1つです。

ただ、これはレートが全く動かなかった場合の話です。レートが意図しない方向(買っていたら下落方向、売っていたら上昇方向)へ動けば損失が発生しますのでご注意ください。
ただ、スワップ金利受け取りの場合、受け取ったスワップ金利の分、損失分の軽減につながります。

FXのリスク管理

FXは魅力的ですが、気をつけなければならないのが、為替レート(1ドル150円のような値)が意図しない方向へ向かってしまい、ずるずると損失が拡大すること。

ドルを円で買った場合、レートが下がっても、いずれ上がる!と思って何も行動を起こさないでいると、損失が大きく膨れ上がります。

損失がふくらんで、会社にもよりますが、証拠金(保証金)の額が、50%を切ると、損失が大きくなりすぎないようにするために、持っている取引を、強制的に全て決済させられる「ロスカット」が行われてしまいます。

強制的なロスカットを避けるためには、このレートになってしまったら諦めて売る・買うという決済逆指値注文を同時に入れておくことをおすすめします。

FXは外貨預金と違い、たくさんの通貨を売買することが出来る

FXは少ない資金でたくさんの数の通貨を売買取引することができます。

短期間で大きく稼げる可能性があるメリットとなるとともに、大きな損失が出てしまう可能性もあります。

USD/JPY(アメリカドル/日本円)取引の例

USD/JPY(アメリカドル/日本円)取引をする場合、DMMFXの場合、2023年4月時点で、1万通貨あたり約54000円が必要でした。
100万円をFX口座に入金した場合、約18万ドルを買うことができるわけです。

普通に外貨預金をする場合、18万ドルを買う場合、135円の場合、135円×18万=2430万円必要です。
DMMFXの場合は18万ドル買う場合、たったの100万円ですみます。手持ち資金の約24倍もの取引を行うことができるわけです。

これはメリットでもあり、デメリットでもあります。

うまくリスク管理ができていれば少ない資金で大きく稼ぐことができます。

USD/JPY(アメリカドル/日本円)の場合、資本金100万円でのおすすめ取引ロット数

投資全般に言えることですが、FXも資本金に対して買えば買うほどハイリスクハイリターン(危険度高いが儲かる額も大きい)になります。
たくさんの資本金を入れて少しだけ買うとローリスクローリターン(危険性低いが儲けも少ない)になります。

2023年4月現在のUSD/JPY(アメリカドル/日本円)レート「135円」、スワップ金利1日「180円」、証拠金1万通貨で「60000円(多めに見積り)」の場合で解説します。
株・債券・先物取引など投資全般同様、相場に絶対はないため、投資は自己責任でお願いします。

安全コース(低リスク・低リターン):アメリカが破綻しそうな状態でも耐えられる

資本金100万円あたり、1lot(1万ドル)を買うコース。

1万ドル購入に必要な証拠金(保証金)が約60000円で、残金が94万円。
滅多にないことですが、買ったレートから94円下がり(1ドル41円)になったとしても借金を背負うことはありません。

この場合、1日約180円(年間約65700円)の利子がつきます。年率6.57%ですね。レートが変わらなければ普通預金よりもかなりの利益が見込めます。

中リスク・中リターンコース:普通の方におすすめ(レバレッジ4倍程度)

100万円の資本金あたり、5lot(5万ドル)程度を買うコース。

1万ドル購入に必要な証拠金(保証金)が約27万円、残金63万円なので
買ったレートから12円位の下落(1ドル123円)まで耐えることが出来ます。

この場合、1日約900円(180×5)(年間約32万円)の利子がつきます。年率32%ですね。リスクはある程度ありますが、投資としてはなかなかではないでしょうか?

リスクを減らしたい方は、買うロット数を減らし、リスクを増やすかわりにリターンを増やしたい方はロット数を増やしてください。

高リスク・高リターンコース:投資経験者・リスク管理のできる方におすすめ(レバレッジ12倍程度)

100万円の資本金あたり、9lot(9万ドル)程度を買うコース。

1万ドル購入に必要な証拠金(保証金)が約50万円で、残金が50万円。
買ったレートから5円位の下落(1ドル130円)まで耐えることが出来ます。ただし1日3~4円変動することもあり、
下手をすれば1週間で保証金不足となり、ロスカット(強制的に売られてしまう)となってしまう、ハイリスクな投資方法。
ただし、リターンはとても大きいです。

この場合、1日約1620円(年間約59万円)の利子がつきます。年率59%ですね。レートが下がらなければウハウハですが危険性も大です。
こまめにレートをチェックしたり、レートをチェックできない場合は逆指値注文を入れておく、資本金を追加で入れるなどのリスク管理が必要となります。

もちろんおすすめは低リスク低リターンコース~中リスク中リターンコースです。

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