ディレクトリ(フォルダ)まるごとZIP圧縮すると、時間が短縮できる！
レンタルサーバーから、データをバックアップしたい時、大規模なサイトやワードプレスを使っている場合などでは
ファイル数がとんでもない量になったりしますよね。画像やプラグイン、設定ファイルなど…
そんな時は、ディレクトリ（フォルダ）まるごと圧縮してからＦＴＰでダウンロードすると時間が短縮できます。
ディレクトリ（フォルダ）をまるごと圧縮する方法としては、サーバーにＳＳＨ接続を使って
アクセスして、cdを使って圧縮したいディレクトリ（フォルダ）のあるところまで移動し、
zipコマンドを使うことで行います。
しかし、このＳＳＨ接続、いろいろ設定が面倒であったりします。そんな時に試していただきたいのが、
この【ディレクトリまるごとZIP圧縮ダウンロードするphpプログラム】です。
SSH接続なしでディレクトリ(フォルダ)まるごとZIP圧縮ダウンロードするphpプログラム!
SSH接続なしでディレクトリ(フォルダ)まるごとZIP圧縮ダウンロードするphpプログラムはこちらです。
PHPプログラムが実行できるように設定をしてからご利用ください。
（サーバーによって設定方法が異なります）
１、テキストエディターを開き、下の内容をコピペします。
２、「$compressDir=”2020″」の「2020」の部分を、圧縮したいディレクトリ(フォルダ)名に修正。
３、適当なファイル名(zip.phpなど)をつけて保存してください。
３、２のファイルをＦＴＰソフトを使ってアップロードします。
４、IEやChromeなどのブラウザにて、アップロードしたファイルにアクセスします。
（httpで、public_htmlにアップしたなら「http://ドメイン名/zip.php」）
（httpsで、public_html/wp-content/uploadsにアップしたなら「https://ドメイン名/wp-content/uploads/zip.php」）
５、通常、自動でファイルがダウンロードされます。されない場合はFTPまたは、IEやChromeなどのブラウザから圧縮したファイル名にアクセスしてダウンロードします。
<?php
// 圧縮を行うフォルダ名…要編集
//（設置のディレクトリからのパスを書く。失敗時はホームディレクトリからのフルパスを記載）
$compressDir="2020";
// 圧縮ファイル名…必要に応じて編集して下さい。
$compressfileName = "$compressDir.zip"; //この場合はフォルダ名.zipになります。
//（上でフルパス記載の際は$を消して名前変更）
// コマンド
// cd：ディレクトリの移動
// zip:zipファイルの作成 下記ではzipファイルが作成されるのは、フォルダと同じ場所です。
$command = "cd ". $compressDir .";".
"zip -r ". "../" . $compressfileName ." .";
// Linuxコマンドを実行します
exec($command);
// 圧縮したファイルをダウンロードさせる。
header('Pragma: public');
header("Content-Type: application/octet-stream");
header("Content-Disposition: attachment; filename=". $compressfileName);
readfile($compressfileName);
?>
うまく動かない！時のチェック次項
★ファイル名を確認してみて下さい。
★文字コードを変えてみましょう。保存する時UTF-8にするとよいかもしれません。
★Warning: exec() has been disabled for security reasons in ・・・が出てしまった。
→execコマンドが許可されていますか？＞されていない場合、サーバーにログインして「PHP関数制限設定」など（サーバー設定やセキュリティ関連などで見つかると思います）の項目を探し、execのチェックを外して、設定変更をして下さい。セキュリティが気になる方はこのZIP圧縮PHPファイルを使用後に、execのチェックを元通りにして設定を戻してください。
wpxサーバーの場合はこんな感じです。
このZIP解凍phpプログラムコードがお役に立ちましたら幸いです。
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