検索エンジンに評価されやすいSEOに強いブログ記事の書き方

Google等の検索エンジンに評価されるSEOに強いブログ記事の書き方

Googleに代表される検索エンジンに評価されるSEOに強いブログ記事の書き方(内的SEO・SEO対策)にはどのようなものがあるか解説します。

こちらの記事にてGoogle等の検索エンジンが評価するポイントの概要を解説しています。
検索エンジンGoogle(Yahoo)の評価基準と順位決定要因2020年版
日本で強い検索エンジン2強のGoogleとBingと、Baidu(百度)やDuckDuckGo

検索エンジンが評価するブログ記事とは?

検索エンジンが評価するブログ記事の要件としては以下のようなものがあります。

★オリジナル記事であるか
★タイトルに検索キーワードが含まれるか
★タイトルと記事内容が一致しているか
★(任意)キャッチフレーズ(サイトの説明文)にキーワードが含まれるか
★見出しタグに検索キーワードが含まれるか
★strongに検索キーワードが含まれるか
★文章中に検索キーワードが適度に含まれるか
★検索キーワードに関連するキーワード(同義語・共起語)が含まれるか
★文章量がある程度あるか
★HTML構文(タグ)が間違っていないか
★ページの読み込み速度が速いか
★閲覧者の滞在時間が長いか
★関連するページ同士がリンクしてあるか

などです。

検索エンジンに評価される良いサイトとは、有益なサイトのことで、

訪問者の疑問・困っていることが解決する有益なオリジナルのサイト

になります。

例えば、
★ある人物の身長、体重など
★ゲームの攻略法
★レシピ
★暇という悩みを解決してくれるサイト(面白いサイト)
といったものです。

では、順番に見ていきましょう。

オリジナル記事であるか~評価される記事の大前提

検索エンジンが評価するのはオリジナルの記事になります。
同じような内容ばかりが検索結果に出ては検索者の役に立ちません。

検索順位1位のサイトを見て、求める答えがない時、2位、3位・・・と見ていくと思いますが、
同じようなサイトばかりで同じような内容で求める答え出てこない・・・

となると、もうこの検索エンジン使うのやめよう

となってしまうからです。

検索エンジンにとって利用者がいなくなるのは一番の打撃となります。

そのため、既に存在する記事と一部または全部そっくりなコピペ文章を書いてしまうとペナルティーとして、
検索順位を落とされるどころか、最悪の場合サイト全体のページが検索結果に表示されなくなる場合もあります。

他のサイトや書籍・新聞などを全部または一部利用するのはやめ、自分のオリジナルの記事を書くように心がけましょう。
記事のために他のサイトの内容がどうしても必要な場合は、引用元を示し、引用であることを示すblockquoteタグで囲うようにしましょう。

<blockquote>引用部分はこちらに書きます</blockquote>

ちなみに、Google等の検索エンジンでは、文章のリライト(書き換え)をある程度見分けられるようになってきていますので注意が必要です。

タイトルに検索キーワードが含まれるか

検索エンジンはタイトルに検索キーワードが含まれるかを大変重視します。

タイトルは記事の要約であるため、需要なチェック項目となります。

★検索で上位表示してもらいたいキーワードをきちんと入れる
★狙うキーワードを詰め込み過ぎない
★同じキーワードはあまり書きすぎない(多くても2回まで)
★検索結果で思わずクリックしたくなるようなタイトルにする
★タイトル全体が表示される長さを意識しできるだけ重要キーワードは前に持ってくる。
★タイトルの長さはできれば全角30文字(半角60文字)以内、長くとも全角36文字(半角72文字)以内が理想
(参考:ブログのページ/タイトル/抜粋説明文の文字数は何文字が良い?

ことが重要です。

タイトルと記事内容が一致しているか

タイトルの重要性は先ほど述べたとおりですが、
タイトルの内容が、記事に書いていないと、検索エンジンは評価してくれません。

★タイトルだけでなく記事にも狙うキーワードに関する内容をしっかり書く

ことが重要です。

キャッチフレーズ(サイトの説明文)にキーワードが含まれるか~任意です

キャッチフレーズ(サイトの紹介文・説明文)は、検索結果のうち、タイトルの下に表示される部分のことです。

サイトタイトルとキャッチフレーズは検索結果に表示される

★キーワードを適度に含め、
★見た人が思わず記事を読んでみたくなる

ような、抜粋・説明内容にしましょう。

どうしても面倒な方は、記述しない場合は自動で設定されるので良いですが、その場合記事の冒頭部分がキャッチフレーズ(サイトの紹介文・説明文)として使用される場合が多いので、冒頭に必ず抜粋・説明を書くようにしましょう。

HTML言語で書く場合は、ヘッダ部分のmetaタグのdescriptionに記述します。

<meta name="description" content="サイトの紹介文・説明文">

HP作成支援ツールSIRIUSでは、ページごとの設定の「META説明文」の部分に記述します。

ワードプレスの場合、キャッチフレーズ(サイトの紹介文・説明文)を書く部分はテンプレートによって異なります
そもそもキャッチフレーズ設定部分がない場合は、「All in One SEO Pack」や「Yoast SEO」などのSEO対策プラグインを入れる必要があります。

SEOに強いと言われている有料テンプレート「賢威」や、Simplicityなどでは、管理画面右上にある「表示オプション」をクリックし、
「抜粋」にチェックを入れて、抜粋という項目を表示させ、その中に記述します。「抜粋の入力部分」は、記事を書く部分の下にあります。

ワードプレスの抜粋の表示方法1

ワードプレスの抜粋の表示方法2~抜粋に説明文・キャッチフレーズを書きます。

テンプレートにより、記述する部分が異なりますので、
検索エンジンにて「テンプレート名 メタディスクリプション」や「テンプレート名 キャッチフレーズ」、「テンプレート名 description」などで検索してください。

プラグインの設定方法もそれぞれ異なりますので、
「プラグイン名 メタディスクリプション」や「プラグイン名 キャッチフレーズ」、「プラグイン名 description」などで検索してください。

記事冒頭に検索キーワードが含まれるか

閲覧する人は、記事の冒頭部分を見て詳しい内容を読むかどうか判断する方が多いです。
検索エンジンでも、記事の冒頭部分は重要とみなしています。

記事の冒頭部分には、
★適度にキーワードが含まれているか
★文章の要約を簡単に記述する

ことが重要です。

見出しタグに検索キーワードが含まれるか

見出しというのは、すぐ上の↑このようなものです。h1,h2,h3・・・などのタグで記述します。
順番に大見出し・中見出し・小見出しなどとも呼ばれます。

見出し部分には、
★可能であれば、適度にキーワードを含ませる
★見出しタグのルール・順番を守る

ことが重要です。

h2タグの中には、h3タグ、h3タグの中にはh4タグを入れるなどのルールです。
h4タグの中にh2タグを入れてはいけません。

温泉の記事の場合の見出しの例ですが、この様になります

h1タグはタイトルで使用【〇〇温泉の入浴料金や泉質、効能は?】
h2タグで、【〇〇温泉の入浴料金】
 h3タグで、【大人の入浴料金】
 h3タグで、【子供の入浴料金】
 h3タグで、【乳幼児の入浴料金】
h2タグで、【〇〇温泉の泉質と効能】
 h3タグで、【〇〇温泉の泉質は?】
 h3タグで、【〇〇温泉の効能は?】
  h4タグで、【入浴での効果】
  h4タグで、【飲用した場合の効果】

strongに検索キーワードが含まれるか

検索エンジンで重要視するタグとして、strongタグがあります。
重要であり「強調」する言葉であることを意味するタグです。

★(主に冒頭で)strongタグで適度にキーワードを囲んでいるか?

が重要です。

検索エンジンに、文章中で重要なキーワードであることを伝えられます。

一番重要なワードは、多め(多くて3~5個程度)にstrongタグで囲んでも良いでしょう。

文章中に検索キーワードが適度に含まれるか

★文章中に適度に検索キーワードを含める

ことも重要です。

検索エンジンでは、文章全体の内容も判断してページの評価・順位付けを行っています。

昔は、文章中に含まれる、キーワードの割合(キーワード比率)が5%程度が良いなどと言われていましたが、
最近は最適なキーワード比率は特に決まっていないようです。

多すぎず、少なすぎず、適度にキーワードを使うようにしましょう。

検索キーワードに関連するキーワード(同義語・共起語)が含まれるか

★狙っているキーワードの同義語・類語・共起語を適度に含める

ことも重要とされていますが、普通に文章を書いていればそれほど気にする必要はありません。

文章を普通に書いていれば、
・キーワードの別の呼び方、同じような意味に言葉である同義語・類語
・キーワードに関連する単語である共起語
は必ず出てくるからです。

「検索エンジン」の同義語・類語としては「サーチエンジン」があり、
「検索エンジン」の共起語の例としては、「Google」や「Bing」、「サーチエンジン」や「SEO」などになります。

文章量(情報量)がある程度あるか

★文章量はある程度書きましょう。
ペラペラな内容では、あまり評価されません。

一時期、文章量が多いほどSEO的に強く評価されて、検索順位が上位表示されており、
文章量の多さが大事と広まりましたが、
もちろん、「閲覧者が求めている有益な情報の文章量が多くなければ意味がありません

だらだらと、関係のない余計な文章を付け加えてしまうと逆効果になる場合も多いです。

HTML構文(タグ)が間違っていないか

HTML構文ですが、厳密にチェックする必要はありませんが、間違えてしまうと見た目的にもSEO的にもマイナスですので注意が必要です。

特に気を付ける必要があるのは、

★HTMLタグの閉じ忘れ
★HTMLタグを間違えて削除してしまった
★半角文字で書くべきところを全角文字で入力してしまった
★半角スペースではなく全角スペースを入れてしまった

などです。

<b>太字にするキーワードや文章</b>
こう書くべきところを、

「<b>太字にするキーワードや文章」や「<b>太字にするキーワードや文章/b>」
「<b>太字にするキーワードや文章</b>」こう書いてしまうなどです。
や「<b>太字にするキーワードや文章</b>」などです。

閲覧者にとっても見づらいですし、検索エンジンの評価プログラムとしても困ってしまいます。

ページの読み込み速度が速いか

★画像は適切なサイズにする
★見た目がひどすぎない程度に圧縮して軽いサイズにする
★速度の速いサーバーを使用する
★無駄なプログラム・パーツを入れない

ことが重要です。読み込み速度が遅いと、閲覧者もイライラしますし、検索エンジンとしても解析をあきらめる場合あります。

閲覧者の滞在時間が長いか

閲覧者の滞在時間が長いかどうかについて評価されているかどうかは、議論の余地があります。
どうやって滞在時間を測るのか?という点です。

Googleアナリティクス(ページ解析ツール)や、Googleアドセンスなどの広告を表示していれば滞在時間は計測できます。
ですが、Googleのツールや広告を掲載していない場合は計測できないですよね?

色々なSEO分析結果のレポートを見ると、ある程度評価しているとみている分析結果が多いようです。
Google関連サービスを利用している場合のみ若干Googleの検索順位に影響するのかもしれません。

滞在時間が長いということは、

★閲覧者が楽しんだり、しっかりと読んでもらえる記事

と考えることが出来ます。

画像や動画が適度に入っていて楽しかったり、役に立つ関連情報がたくさん掲載されていれば自然と滞在時間が長くなります。

関連するページ同士がリンクしてあるか

サイト内のページ同士で、関連するページへきちんとリンクがあるかどうかも、重要です。
例えば、本ページでは、SEO対策記事ですので、例えば、

といった感じで自然にリンクを貼ると良いでしょう。


以上、検索エンジンに評価されるSEOに強いブログ記事の書き方の解説でした。

これらの内容を念頭に置いて、ページやサイトを作成していけば、上位表示できる可能性が高まるでしょう。
繰り返しになりますが、閲覧者にとっても、検索エンジンにとっても評価してもらえるサイトとは、

訪問者の疑問・困っていることが解決する有益なオリジナルのサイト

になりますので、頑張ってブログ記事を書いていきましょう。

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