GoogleやYahooなどのサーチエンジンにブログ記事が検索結果に載らない(インデックス登録されない)理由と対処方法を紹介。Googleのサーチコンソールのカバレッジ部分に注目。せっかくページをつくってもなかなか検索結果に載らない場合にチェックしてみてください。
サーチエンジンにインデックス登録されない(検索結果に載らない)理由・原因
インデックス登録されない(検索結果に載らない)理由・原因には様々な理由があります。
★インデックス登録処理の際に問題が発生した
★ページ自体が公開されていない(下書きのまま)
★URLアドレスが間違っている(コピペミス・入力ミス)
★ページやサイト自体が検索エンジンに知られていない
★検索エンジンに価値があるサイトと評価されていない
★サイトマップの作成・送信がされていない
★サイト自体が重くなっている(アクセス急増・テーマやプラグインが重い・サーバー性能が低い)
★品質に関するガイドライン違反があり、検索非掲載・順位下落のペナルティ
★低品質なサイトと判断された
★低品質な記事(自動作成ページ・コピペや類似した内容)と判断された
★他に似たような価値のあるサイト・ページが他にあり、掲載する必要がないと判断された
★新規ページを作る頻度が遅く、Googleがなかなかチェックに来てくれない
Googleサチコンをチェックし、内部リンクなどで基本的な対策
ページを作っても、ページの存在をGoogleに知られていないと、インデックス登録されません。
Googleに知らせるためには・・・
★Googleサチコンでインデックス登録をリクエストをする:新サーチコンソールで記事をindex登録する方法【URL検査】fetch as googleの代わり
★検索エンジン用のサイトマップをXML Sitemapsプラグインなどを使い作成し、Googleサチコンのサイトマップから「新しいサイトマップの追加」で通知する。
★サイト内の別ページから、内部リンクする。関連ページからのリンクがおすすめ。
★サイト外から外部リンクする(ツイッターなどのSNSでページの存在を知らせるのも効果的)
これらの対策を行っても、すぐに検索結果に反映されることはあまりありません。2~3日経っても検索結果に載らないのであれば、理由を特定するために、GoogleのサーチコンソールにてURL検査をしてみましょう。
URL検査のカバレッジの原因別に対処方法をご紹介します。一番下にて全項目に共通する対処方法・解決策をご紹介します。
Googleサチコンで原因がわかる!
詳しく原因を知るためにGoogleサーチコンソールでURL検査を行い【登録されているか】、【カバレッジの部分の理由】を確認してください。
★関連記事:ブログ記事がサーチエンジンにインデックス登録されているか調べる方法
登録リクエストをしたのになかなかインデックスされない場合の【カバレッジ部分の理由】別に原因と対処方法をご紹介します。
カバレッジ「クロール済み – インデックス未登録」原因と対処方法
ページを読み込み、解析したが、インデックスに登録する必要がないと判断された。
または現在処理中・トラブル発生中など。ただ、将来的に検索結果に表示される可能性もある。
★よくある原因
・重複コンテンツ(自他のサイトに似たようなページがある)
・低品質コンテンツ(検索にのせるほどの価値を提供しないページとみなされた)
・内部リンクがない(リンクされていないので重要とみなされなかった)
★対処方法
・重複コンテンツにならないように修正を行う(無料コピペチェックツールを使って他サイトとの類似点をチェック)
・訪問者の目的・悩みを解決するページに作り変える。
・自分のサイト内別ページから内部リンク、SNSや他サイトからリンク(ツイッターなどのSNSからリンクを含めてツイートするなど)
カバレッジ「noindex タグによって除外されました」原因と対処方法
★よくある原因
noindexタグがページのヘッダに入っているために、検索結果に載せないと判断した。
ページが何らかの原因で、noindex設定になっている場合があります。
★対処方法
・noindex設定になっていないか確認し、なっていたらnoindex設定を解除します。
・インデックスされないページの編集画面から「noindex」や「インデックス」などと書かれている部分をチェック。
・サイトのページ全体がnoindexの場合は、ワードプレスの設定>表示設定の「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックがないことを確認。
カバレッジ「代替ページ(適切な canonical タグあり)」原因と対処方法
★よくある原因
全く同じか、似たようなページが存在している。ただ、きちんとcanonicalタグが設定されているので問題はない。検索には載せる必要がないと判断。
AMPという仕組みを使っていると、元のオリジナルページをスマホなどモバイル用に作り変えられたAMPページ(内容もほとんど同じでデータ量が軽い)が作られますが、そのようなAMPページは代替ページとみなされ検索結果から除外されます。
また、PHPなどのプログラムの実行結果や、検索フォームなどで、検索した時に出る結果などでも、ほぼ同じ内容・検索結果に載せる必要がないということで、プログラム作成者が代替ページに設定することがあります。
★対処方法
そもそも検索結果に載せてもらう必要がないページ。それぞれが似たページにならないようにページの記事内容・構成などを変更する。
カバレッジ「ソフト 404」原因と対処方法
★よくある原因
内容がほとんど無いページ(空白ページであったりほんの少ししかデータがない)や、ページ自体がない、またはアドレスが間違っている場合には「404というエラーコード」を出すべきですが「200というページデータ取得成功コード」を出してしまっている。
・「.htaccess」というファイルに関して、ファイルが見つからない場合に返す404の設定で間違った記述をしてしまった。
・Googleによる誤判定
★対処方法
きちんとページが存在するか確認する。サーバーの設定を見直す。ページがリダイレクト(アドレスの移動)されていないかの確認。
「.htaccess」を編集した覚えがあるのであれば、絶対パスを記載していないか確認する。正しくは相対パスを使う必要がある。
×「ErrorDocument 404 /error404.html」
↓
〇「ErrorDocument 404 https://kiyohikofree.com/error404.html」
カバレッジ「見つかりませんでした(404)」原因と対処方法
★よくある原因
ページが存在しない、またはアドレスが間違っているなど。
★対処方法
きちんとページが存在するか確認する。そのページのアドレスを再確認。
カバレッジ「検出 – インデックス未登録」
アドレス自体は検出はされているが、まだ検索結果に載せていない状態です。
2021年春以降から、この状態になっているページが急増しています。
サーチエンジン用のサイトマップや、feedなどの仕組みでページの存在は検出はしたが、インデックス登録する前や、登録の処理中に何かの問題が発生して登録を中断したという状況です。
★原因として以下のものがあります。
(グーグルのJohn Mueller氏の発言により)
・重複コンテンツ(自他のサイトに似たようなページがある)
・低品質コンテンツ(検索にのせるほどの価値を提供しないページとみなされた)
・内部リンクがない(リンクされていないので重要とみなされなかった)
・サイトが重く、これ以上処理を続けるべきではないと判断された
★対策
・コピペや引用をしていないか、参考にしたページや公式サイト・ニュースサイトなどと似たような内容になっていないか確認。
・訪問者に「役に立った・面白かった」といった価値を与えられているページになっているか確認。
・自分のサイト内別ページから内部リンク、SNSや他サイトからリンク(ツイッターなどのSNSからリンクを含めてツイートするなど)
・サーバーを速いものに変える、遅くなっているワードプレスのテーマやプラグイン・設定を見直しする。
・ページをより良いものに更新し、URL検査でインデックス登録をリクエストする。
・思い切ってアドレスを変更してみる(タイトル変更やページ内容追加・修正を行うとより良い)
カバレッジ「他の 4xx の問題が原因でブロックされました」原因と対処方法
原因がよくわからない場合です。変な文字列だけを返したりする場合にもこのメッセージになります。
全項目に共通する一般的な対処法
・ページ自体がきちんと公開され、存在しアクセスできることを確認。
・ページのアドレスを再確認後GoogleサーチコンソールのURL検査を行い「インデックス登録をリクエスト」する
・サイトやページ自体にnoindexタグが設定されていないか確認(上の「カバレッジ「noindex タグによって除外されました」原因と対処方法」を確認)
・コピペや引用をしていないか、参考にしたページや公式サイト・ニュースサイトなどと似たような内容になっていないか確認。
・訪問者に「役に立った・面白かった」といった価値を与えられているページになっているか確認。
・自分のサイト内から内部リンク、SNSや他サイトからリンク(ツイッターなどのSNSからリンクを含めてツイートするなど)
・サーバーを速いものに変える、遅くなっているワードプレスのテーマやプラグイン・設定を見直しする。
・ページをより良いものに更新し、URL検査でインデックス登録をリクエストする。
・サイトマップを作り、Googleサーチコンソールの「サイトマップ」から登録する。
・サイトマップを作り、Bingwebマスターツールの「サイトマップ」にも登録する。
・サイトマップにインデックスされないページのURLが掲載されていない場合、掲載されるように対処する。
・サイト全体のページの品質を高める(価値があるサイトと判断されるとインデックス登録されやすい)
・ペナルティがないかGoogleのサチコンの「セキュリティと手動による対策」>「手動による対策」を確認。違反があれば修正し審査を受ける
・Googleのウェブマスター向けガイドラインを読み、違反していないか確認・対策する。
・新しく価値を提供する(Googleに評価される)ページを定期的に作る(クローラーがこまめに訪れてくれる)
・重複コンテンツにならないように修正を行う(無料コピペチェックツールを使って他サイトとの類似点をチェック)
関連記事:
・GoogleサーチコンソールへのXMLサイトマップ登録方法と作り方
・Bingwebマスターツール使い方!XMLサイトマップ登録方法と作り方
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