コピペや不十分なリライトをすると検索結果に載らない・順位の大幅下落といったペナルティをされたり損害賠償請求をさる可能性があります。正しい引用方法と無断転載防止策、著作権侵害報告等についてご紹介します。
コピペや不十分なリライトの危険性
自分のブログに引用ではない、コピペや、不十分なリライトを行っていると、
★引用元から、損害賠償請求が来る可能性があります(ニュースサイトの全文や、プロのカメラマンが撮った写真、有料の記事や画像などは危険です)
グーグルなどのサーチエンジンからペナルティー
グーグルをはじめとする検索エンジンは、検索結果に同じような内容ばかり出ないようにするために、スーパーコンピューターのプログラムまたは、グーグル社員の目視によって定期的にコピーコンテンツのページやサイトを取り除きます。
以下のようなペナルティーを受けます。
★同じ内容のページばかり掲載しているサイトは、サイトの全ページを検索結果に載せないか順位を低くします。
ひどい違反の場合は、グーグルサーチコンソールに通知がのりますが、軽い違反の場合は通知がありません。
最近なぜか検索結果に載らないな・・・と思ったら、グーグルサーチコンソールの「手動による対策」を見てみましょう。
同じ内容ばかり出てくる検索エンジンなんて役に立たないので使いたくないですよね。
検索エンジンでは、他のライバル検索エンジンにユーザーが移ってしまわないようにするために、このように同じようなコンテンツを取り除いています。
公開初日にコピペされた…。対策しないと自分の記事がコピペ扱いに!
驚いたことに、トレンドアフィリエイトの解説用記事として作成したこちらの広末涼子の元旦那の記事「広末涼子の最初・元旦那岡沢高宏と離婚した理由は何?子供は何人?」ですが、
公開した当日に書かれた、似たような記事を発見しました。
サイト名は控えさせていただきますが、コピペ・リライト+若干のオリジナル記事の追加で構成されていました。
2000文字程度抜粋してツールにてコピペ率を比較しましたが、驚くほど類似率が高かったです。
人間が一目で見てわかるレベルですから当たり前ですね。
コピペされないための対策については、下にてご紹介しています。
引用をする場合に気を付けることは?
引用をする場合に気を付けることは以下のようなものがあります。
2.かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
3.自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
4.出所の明示がなされていること。(第48条)
出典元:著作物が自由に使える場合|文化庁
少し難しいですが、順番に解説していきます。
1.他人の著作物を引用する必然性があること。
やみくもに、必要もなく引用するのはよくないということです。
自分のページのコンテンツ量を増やすだけの目的はNGです。
自分の意見を述べたり解説する上で、必要性がないとだめなのです。
2.かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
ブログ記事などで引用する場合は、自分の文章と、引用部分の区別が分かるようにしましょう。
カギカッコにはいろいろ種類があります→「」【】[]「」””
グーグルなどの検索エンジンのプログラムでは、カギカッコを引用とみなしません。
ブログでは、必ず引用タグ「blockquoteタグ」で囲みましょう。
3.自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
あくまでも、自分で書いた記事の方がメインで、「少しだけ補足させていただいた」という形である必要があります。
許可なく引用した記事がほとんどで構成しているページは、引用ではなく盗作記事とみなされます。
ほとんどの部分をコピーして公開するのは、引用ではなく、転載となります。
転載を行う場合は、著作権者に許可をもらう必要があります。
4.出所の明示がなされていること。(第48条)
引用元・出典元を明確にしましょうということです。
どのように書けばよいかとは規定されていませんが、引用元・出展元が特定できるように記載すべきです。
書籍なら、書籍のタイトルや書いた人の名前を、
ウェブページであれば、サイト名やページ名、ページのアドレスなどを
引用の前または後ろに記載します。
また、著作権法としては、引用内容を改変してはいけないというルールもあります。
オリジナルの作者としては、勝手に違う解釈にされて紹介されては困りますし、気分もよくないですよね。
以上の点に気を付けて正しく引用するよう、心がけましょう。
トレンドアフィリエイト系の記事自体、内容のコピペやリライト、部分的な貼付けになるのは仕方がないことですが、
私が作成したテスト記事を真似したと思われる他のサイトの記事では、多くの内容が同じであり、オリジナルの追加記事部分が少なめでしたので、もう少し変えた方が良かったのではないかと思いました。
参考にしていただいたことはうれしく思いますが、Googleからペナルティーを受けないかが心配です。
コピペ率が高いと判断された場合、Googleからコピーコンテンツとしてペナルティーを受ける可能性が高いです。もし、コピペ・リライトした側が先にGoogleに通知していた場合、最悪、自分のサイトがコピーコンテンツとみなされて被害を受けることにもなります。
そのため、しっかりとコピペ防止策や、証拠の保存、著作権侵害報告などを行うことも重要となってきます。
当サイトでのコピペ対策
★PubSubHubbub(PuSH)やPuSHPressなどの即時通知プラグインを入れ、通知を行う
★サーチコンソールにてサイトマップを登録する
★ツイッター連携を行い、自分が先に公開していることをアピールしておく
★ワードプレスの管理画面で【設定>表示設定のフィードの各投稿に含める内容】で【要約】にチェックを入れる
といった対策を行い、先にオリジナル記事を書いたことをGoogleに通知しています。みなさんも記事を書く場合は、これらの対策を行うことをおすすめします。
実は、PubSubHubbub(PuSH)やPuSHPressなどの即時通知プラグインは、GoogleのSEO担当のマット・カッツさんも推奨しているのだとか。
「良いコンテンツ」を作っているのであれば、自分が一番に作ったことを早く知らせる必要があるわけですね。
当サイトでもPubSubHubbubは最低限いれるべき必須のプラグインとしておすすめしています。
お気づきになられた方や疑問に思われた方もいらっしゃると思いますが【WP-CopyProtect】といった右クリックメニュー非表示、禁止プラグインは本サイトで使用していませんし、おすすめしておりません。理由はSEO的に良くないからです。
引用したくなるようなコンテンツを作った場合で、他の方が引用した場合に時々リンクを張ってもらえるからです。サイトがGoogleから良いサイトと認めてもらえるようになるには、被リンクが欠かせません。コピペ防止以外の対策を行うことをおすすめします。
これからブログを書いていかれる方は、くれぐれもコピペ・リライト部分が多くならないよう注意してください。
苦労して、何百記事も書いて作成してきたサイトがペナルティーを受けて、サイト全体が検索結果にのらなくなったというケースを何件も見ていますので気を付けて下さいね。
悪質な場合は、Googleに著作権侵害を申し立てよう!証拠も忘れずに!
ちなみに、コピーされた側は著作権侵害としてGoogleに通報・申し立てをすることができます。
★著作権侵害の報告: ウェブ検索
また、記事を削除、修正されないように証拠を取っておくことも大事です。
★ウェブ魚拓(日本のWebページ保存サイト。日本語URLで取得できない場合有)
★Peer.us(海外のWebページ保存サイト)
これらのサイトで、該当サイトのページURLを入力して保存すると良いでしょう。
芋づる式にサイト全体がペナルティーを受けたり、著作権侵害で損害賠償請求も!
この著作権侵害が認められると、問題があればGoogleからの該当ページまたはサイト全ページのインデックス削除、サイト全体の評価の下落、プロバイダへのコンテンツ削除要請、損害賠償請求などまでされる場合がありますので気を付けましょう。1つの記事がきっかけで、サイト内の全記事に対してチェックが行われる可能性もあります。
以前、所持していたアフィリエイトサイトで、1ページリンクの張り方を指摘された後に、しばらくして追加で他のページの内容も指摘されたことがありました。少しでもおかしい所があると、要注意サイトと目を付けられてしまいチェックが厳しくなることもあるようです。
コメント