ビットコインとは?今後の展望・予想と暴落の可能性と理由

ビットコインとは?今後の展望・予想と暴落・上昇の可能性と理由

ビットコインとは一体どのようなもので、今後上がるか下がるかの展望・予想と、暴落の可能性と理由について見ていきましょう。
最新の暴落2017年12月20日~2017年12月22日・23日についても見ていきましょう。

ビットコイン

そもそもビットコインとは?

簡単に言ってしまえば、電子マネーのような通貨です。

法定通貨のお金と違い、紙幣や硬貨などが実際に存在しない通貨です。

2018年1月現在メジャーな電子マネーとしては

楽天Edy(らくてんえでぃー)・・・ショッピングなど全般。ネット強い。
WAON(わおん)・・・ショッピングなど全般。イオンに強い
nanaco(ななこ)・・・ショッピングなど全般。セブン・ヨーカドーに強い
Suica(すいか)・・・交通機関系
PASMO(ぱすも)・・・交通機関系
QUICPay(くいっくぺい)・・・後払い系。チャージ不要
iD(あいでぃー)・・・後払い系(こちらは前払いも選択できる)。チャージ不要
au WALLET(えいゆーうぉれっと)・・・デビットカード付帯。MasterCard利用可能店で使える

等があります。

皆さんご存知のものもいくつかあったのではないでしょうか?
厳密には、まだまだたくさんの種類があります。

しかし、ビットコインは電子マネーと大きく違う点が何点もあります。

ビットコインと電子マネーの違い

ビットコインは、

★株やFXの通貨、貴金属等と同様、価格が変動する。
(電子マネーは日本円の価値と連動。)
★お金や貴金属のような現物ではなく、ネットワーク上のデータ
(この件も、暴落の可能性・理由の大きな一つです)
★取引所で売買できる
★電子決済や海外送金に使えて、手数料が安いものも多い。
★投資対象・税金対策として保有している人が多い。
★日本国内では利用可能店舗はまだ少ない
(2018年1月現在、国内で使えるのは通信販売約60店舗、実店舗230店舗ほど。)
★使える所は限られるが、海外でも使える。
★売買で得た収益は雑所得として確定申告する必要がある

といった特徴があります。

ビットコインの概念は2008年10月に紹介され、
2009年にビットコインが初めて発行されました。

仮想通貨にもいくつも種類(イーサリアムやリップルなど100種類以上)がありますが、
2018年2月現在、一番シェアが大きく有名なのがビットコインで、
仮想通貨=ビットコインと言ってもよいほどです。

ビットコインの使えるお店はどんなところがある?

日本国内でビットコインが使える有名な実店舗は、

★大手家電量販店ビックカメラ
★眼鏡のメガネスーパー
★コジマ
★ソフマップ

など。しかも一部店舗でしか使えない場合も多いです。

インターネット通販で有名なところでは、

★DMM.com
★ビットコインモール
★取引業者bitFlyerのネットショップ

や地方の各ショップなどになります。

店舗数はこれから増える可能性もありますし、
いつ終了となるかはわかりません。

ビットコインの最近の気になるニュースと値動き

次は、ここ最近の気になるニュースと値動きを見たあと、
今後の展望・予想と暴落の可能性と理由を見ていきましょう。

★中国では2013年12月にビットコインの商品取引が禁止となった
中国では、2013年12月にビットコインにて、現実世界にて商品の取引を行うことを禁止しました。

そもそも中国の通貨に不安をもつ人々がこぞってビットコインを購入したり、ビットコイン自体、マネーロンダリング(資金洗浄)に使われることが多く、
急速に拡大を見せるビットコインに対し、中国政府・中央銀行が危機感を覚え、法整備をし、規制強化したわけなのです。

この各国の規制強化の動きが、暴落の可能性の要因となっています。

★マウントゴックス事件にて一時期ビットコインの信用が大きく落ちた。
2014年3月7~10日の三日間で東京の取引所「マウントゴックス」にて当時の金額にして114億円相当のビットコインが消失する大事件が起きました。
社長は当初ハッキングを受け消失と証言していましたが、捜査にて社長自らが不正操作を行っていたようで逮捕されました。
顧客から預かっているお金にも手を付けていたとのこと。
一時期、この事件がきっかけでビットコインの信用が大きく落ちました。

★2017年1月・2月に中国にて規制強化の動きが進んだ。
中国では、本腰を上げてビットコインなどの仮想通貨の規制強化に乗り出してきました。

★2017年4月に日本にて改正資金決済法が施工され、仮想通貨の取引・交換業者が登録制に。
また、利用者を保護するためのルール整備もされました。

マウントゴックス事件以来落ちていたビットコインの信用も回復傾向となりました。

★2017年8月新通貨ビットコインキャッシュが誕生し高騰。
ビットコインキャッシュはビットコインから分裂・のれん分けする形で誕生しました。
うまく分裂できたため、分裂騒動でこれまで下落傾向だった価格は一気に上昇しました。

★北朝鮮情勢が緊迫し、2017年8月から9月にかけて高騰しました。
ビットコインキャッシュの件もありますが、北朝鮮情勢も値上がりに貢献しました。
有事の際には、様々なものが値上がりしますが、ビットコインも例外ではありませんでした。

★2017年9月中国政府が3大取引所に対し取引停止要請とICO(仮想通貨による資金調達)禁止で暴落
中国政府はさらなる規制強化を行いました。

★2017年12月10日(日本時間11日)に米シカゴ・オプション取引所(CBOE)にビットコイン先物が上場、
有名市場に先物として上場し、さらに多くの方が投資できるようになりました。

★2017年12月18日(日本時間19日)に米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)でも上場
さらに、違う有名市場でも先物として上場し、さらにさらに多くの方が投資できるようになりました。
実は、これが、2017年12月20日~2017年12月22日・23日にかけて大暴落したきっかけと思われます。

★2017年12月20日~2017年12月22日・23日にかけて大暴落
先日、先物市場にて取引できるようになったこともあり、
機関投資家と呼ばれる大口投資家が一気に売り浴びせ大暴落。

このように、大量の取引をする機関投資家が売れば価格は一気に暴落してしまうのです。

12月19日には1ビットコイン=約1万9000ドルであったのが、12月20日に急落、
12月23日1ビットコイン=約1万2000ドルという過去最大の大暴落になりました。

2017年12月22日には、1日で【約3割下落】し、
GMOコインでは取引規制が行われるなど大混乱の一日でした。

この3~4日の間に、7000ドル(約80万円)近く下落してしまったのです。

★色々ありましたが、結局2017年の1年でビットコインの価値は約10倍に跳ね上がった。(一時期約16倍)
ビットコインは、中国政府の大規模な規制にもかかわらず、加熱し続け、
1年で約10倍の価値に跳ね上がりました。
年初から12月半ばで言えば約16倍にもなっていました。

しかし、これを受けて、2017年12月に日本政府としてもバブル的・投機的であると言及し、
一時期、ビットコインの値が下がりました。

ビットコインの今後の展望・予想と暴落の可能性と理由

ビットコインは
★発行上限が2100万枚と決まっており希少価値がある(ビットコインが少ない)
★現時点では、まだ需要がある程度ある(ビットコインを欲しがる人がいる)
という点から、まだまだ上昇する可能性もありますが、

私的には、
将来的に暴落し、下落していく可能性の方が高い
のではないかと思っています。

理由としては、
★政府や発行団体といった、通貨を保証する機関がない。
例えば日本円の1万円札といっても、ただの紙切れですが、政府が保証しているため、
1万円の価値がきちんと保たれています。

ビットコインはただのデータ。
現時点では、1ビットコインを200万円近くの日本円と交換したいという人がいるのですが、

ビットコインなんていらない!という人が増えてこれば、
ドラゴンクエストのようなゲーム内のお金
と同じ扱いになってしまうかもしれません。

実際、マウントゴックス社の事件の際も、
日本政府はビットコインを通貨として認めておらず何も補償など行いませんでした。

★通貨をコントロールできない各国政府が快く思っていない
各国の政府発行している通貨であれば、発行量・流通量をコントロールすることで、経済をコントロールできますが、
ビットコインの発行量・流通量は政府が介入できません。

この様な理由もあり、中国では法律的にビットコインを規制しはじめたのです。

★マネーロンダリング(資金洗浄)や脱税などに使用される可能性がある
資金の送金が容易で、手数料も安いこともあり、
表ざたに出来ない麻薬の取引や、粉飾決算、脱税などにより得られた資金の出所をわからなくし、
まっとうなお金としてよみがえらせるマネーロンダリング(資金洗浄)などに使用される
可能性があることも、各国政府が監視、規制する要因の一つです。

★バブル時期と同じようなチャートである点
ビットコインのチャートhttps://bitflyer.jp/ja-jp/bitcoin-chart
引用:https://bitflyer.jp/ja-jp/bitcoin-chart

ご覧の通り、下落を示すダブルトップの形を形成しています。
150万円を下回ると、一気に暴落しそうなチャートです。

が挙げられます。

株にてバブル崩壊・リーマンショックを経験している方なら、
今の状態がいかに危険であるかお分かりと思います。

当時、右肩上がりで上がり続けていた株。
今ならどの企業の株を買っても儲かる!
と証券会社の営業マンに言われバブルのピーク時に買った方々は、大損しました。

2017年12月22日のように機関投資家が売り、下がり出したら、
売りが売りを呼び、一気に大暴落します。
年初にかけて、価格は持ち直しましたが、危険な状態が続いていることは間違いないでしょう。

既にビットコインを所持している方は、価格が値上がってほしため、
「まだまだ上がる!今からでも遅くないよ!1年で10倍にもなって儲かったよ!」
とすすめる方が多いのが現状です。

「ビットコイン」のグーグル検索結果を見ても、
未来はない・投資詐欺・大幅安、低調、日本人の幻想、暴落が近い
といったニュースや記事が大幅に増加し始めています。
Google「ビットコイン」検索結果

まだ所持していない方は、本記事の事を思い出して、慎重に投資を検討して下さいね。
(ビットコインの上がり始めの頃でしたら購入もありだったと思います)


私的には、ハイリスク・ハイリターンな投資を行うよりも、
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