新しくサイト・ブログを作る際に重要な、新規ドメイン取得時の過去使用履歴や、避けたほうが良いドメインの解説です。ドメイン登録の際には過去に使われていた【中古ドメイン】かどうかをきちんと調べるようにしましょう。
ドメインの取得方法についてはこちらをご覧ください。
★お名前ドットコムでの独自ドメイン名検索・新規登録・取得方法
ドメインの過去使用履歴のチェックが必要な理由
新規ドメインと言っているのに、なぜ過去使用履歴のチェックが必要なのでしょうか。
それは、他の人が過去に使っていてドメイン自体に悪い評価がついている可能性があるからです。
良くないドメインの過去使用歴の一例として、
★サイトを他者に迷惑がかかる方法で宣伝した
★過去に違法サイトを運営していた
★過去に詐欺商品を販売していた
★コンピューターウィルスが含まれるサイトを運営していた
★アフィリエイトサイトとして、使用されていた
★アダルトサイトとして使用されていた
★コピペした重複コンテンツばかりのサイトだった
などがあります。
これらのドメインはグーグルなどのサーチエンジンからのマイナス評価・ペナルティー
が課されている場合があります。
これらのマイナス評価は本来、ドメインの所有者が変わった時点でリセットされるべきでなのですが、現状、新規にドメインを取得してもリセットされない場合が多いのです。
そのようなドメインを取得してサイトを作ってしまうと、悪い評価を引き継いでしまい、
検索順位を落とされたり、検索結果にすら表示されないといったことが起こる場合があるのです。
また、グーグルからペナルティーがなくても、ウィルスに感染したサイトや、詐欺サイトなどの場合、「このサイト危険なので注意して下さい!」とリンクされていたり、掲示板に悪いサイトであると書かれている場合もあります。
こういった理由のため、ドメインは過去に使われていない新規ドメインを選ぶとよいのです。
では、早速チェックを行っていきましょう。
+
★ヤフーやグーグルでの検索
を行っていきます。
Internet Archive Wayback Machine~過去の使用歴をチェック
Wayback Machineにアクセスし、ドメインを調べる
★1:まずはInternet Archive Wayback Machineにアクセスします。
今後調べる際は「Internet Archive」「Wayback」などで検索すればOK
「Enter a URL or words related to a site’s home page」
部分に、調査したいドメイン名等を入力し、エンターキーを押します。
すると、2通りの結果に分かれます。
と
★グラフやカレンダーが出る場合・・・サイト内容の確認が必要(中古ドメインです)
【OKパターン】グラフやカレンダーが出ない場合(過去使用歴なし)
●丸を押してみて、全くグラフやカレンダーが出ない場合が大丈夫です。
Hrm.
Wayback Machine doesn’t have that page archived.
Want to search for all archived pages under fafdadsa.com?
のようなメッセージが出る場合は、過去の運用歴がないか、ページ自体が取得されていません。
とりあえずこのチェックでは大丈夫そうです。
★念のため、ヤフーやグーグルでもドメイン名を検索してみましょう。変なサイトやスパム・アダルト系の内容が出てこなければ安心です。ドメインを登録してみましょう。
【要確認OKまたはNG】グラフやカレンダーが出る場合(過去使用歴あり)
過去使用歴があれば(中古ドメインであれば)、グラフとカレンダーが現れます。グラフで、間が空いていれば、所有者が変わった可能性があります。
★このような中古ドメインは良いか悪いか見極めるのが難しく専門的な知識が必要となりますので、初めてのドメインには向いていませんが、どんなサイトが運用されていたか確認する方法をご紹介します。
カレンダーの画面で●丸がついている日をクリックすると、その過去の日のサイトの様子が分かります。
年をクリックで、その年に飛ぶことが出来ます。頻繁に更新していると●丸が多いです。では、クリックしてみましょう。
丸を押してみると過去のサイトの内容が出ますが、
★アダルトサイトや違法サイト、変なサイトならNG!取得するのはやめたほうが無難です。
★きちんとしたサイトが運営されていたドメインであると見極められるなら登録しても良いでしょう。
★ヤフーやグーグルでもドメイン名にて検索してみましょう。変なサイトやスパム・アダルト系の内容が出てきたら登録しないほうが良いです。あと、どのようなサイトからリンクをしてもらっているか(被リンク)なども調査したほうが無難です。
ヤフーやグーグルで検索してみる
新規に登録したいドメイン名をヤフーやグーグルで検索してみましょう。
太字になって見やすいヤフージャパン検索がおすすめです。
★登録しようとしているドメインと全く一致するドメインについて、変な記事やリンクがあった場合は、登録を避けたほうが無難です。
たとえば、スパムという言葉と共にドメイン名が書いてあったり、意味の分からない日本語や外国語のページが多数でてきたりしたら、見送りを検討しましょう。
★変な記事・リンクなどがあった場合でも、ドメイン名が1文字でも違っていれば、無関係の別ドメインなので問題ありません。
★abcdefg123.comと、abcedefg124.com(数字が1つ違う)
★bbbbb.comとbbbbbbbb.com(bの個数が違う)
★ccccc.comとccccc.ddddd.com(間や前後に違う文字が入っている)
★eeeee.comとeeeee.net(一番右のトップレベルドメインが違う)
コメント